先日の「2007年のベストアルバム」、またレディオヘッド方式でのアルバムリリースでも取り上げた「Saul Williams」の作品なんですが、Nine Inch Nailsのサイトで、トレントレズナーがその作品について語りました。
んで、この中で、詳細なダウンロード数などを公表しています。

この記事を知った「P2Pとかその辺のお話 : Trent Reznor:何が『正しい』やり方なのか?」での日本語訳を参考にさせていただくと、

Saul's previous record was released in 2004 and has sold 33,897 copies.

As of 1/2/08,
154,449 people chose to download Saul's new record.
28,322 of those people chose to pay $5 for it, meaning:
18.3% chose to pay.

Of those paying,

3220 chose 192kbps MP3
19,764 chose 320kbps MP3
5338 chose FLAC

Saulの2004年にリリースされた前作のレコードは33,897枚売れた。

08/01/02時点

154,449人がSaulの新作レコードをダウンロードすることを選んだ
そのうち28,322人がアルバムに5ドル払うことを選んだ。つまり、18.3%が支払うことを選んだ

支払った人々のうち

3,220人が192kbpsのMP3が選択
19,764人が320kbpsのMP3が選択
5338人がFLACを選択


トレント本人は、ちょっとこの数にがっかりしているようです。
確かに、僕は192kbpsをフリーダウンロードして、そればっかり聴いてますが、まぁ無料にしてはクオリティ高過ぎるだろうとは思ってました。
フリーダウンロードするような作品で、マスタリングがブライアン・ガードナーとか、ないっすよ普通。

まぁ、「P2Pとかその辺のお話」でも触れられているように、レディオヘッドのやり方だと、クレジットカード番号入力する分手間が多く、メアド入力するだけで落とせるやり方のほうが楽ではあるんでしょうから、そこも原因のような気がします。

というかですね。CD今からでもいいんで出した方がいいと思います。
「P2Pとかその辺のお話」のこの記事でも取り上げられているように、

「俺達は何も『インターネット以外は終わってる、インターネットこそ未来だ』なんて叫びたかったわけじゃない。そんなのは全くの戯言なんだからさ。重要なのは、いわゆるモノ、アーティファクト(訳注:人の手によって作られたモノ)を持つことなんだよ」

これに、ちょっと頷かざるを得ない自分がいます。
似たようなジャケ、似たようなパッケージの作品に手が伸びないのは、たぶんそういうことなんだろうと思います。

ATAKの作品なんか、大抵通販で買うんですけど、特殊なジャケとかパッケージって所有欲を掻き立てるよなって思います。音楽も欲しいけど、もっとずっしりくる「何か」が欲しいのかもしれませんね。