DJを始めてからというもの、音源にお金を使うことが多くなりました。
アナログDJとなれば特にそうですよね。

しかし、世の中の流れはデジタルDJに向きつつあります。
SERATO FinalScratchでパフォーマンスするDJも増えてきていますし、
CDJの方が、アナログレコードのDJよりも、やりやすかったりしますよね。


そこで問題になるのが、プレイする「音源」です。


最近はダウンロード購入した音源でプレイするDJが多くなったとのこと。
それは非常に良いことだと思います。
ただ、ダウンロードはダウンロードでも、
SoulSeekBitTorrentで違法に入手した音源でプレイするというのは、
決して良くないと思うんですよね。

できたら、売っている音源ならば、買って欲しいと思います。
今はネットの通販もAmazon等利用すれば、非常に便利ですし、
様々なサイトでダウンロード販売しています。
BeatportBoomkatBleep、国内ではwasabeatなどは非常に良いサイトですよね。

きちんと、その曲を作ったアーティストにお金がいくようにするべきだと思うんです。
そうじゃないと、彼等がトラックを作ってくれなければ、僕らDJはプレイできないのですから。

そのことは、全てのDJの方々に分かっていてほしいです。



しかし、CDやダウンロード音源を買うお金がないDJもいます。
クレジットカードが無い方とかも、別段珍しくはありません。


それでは、合法で、かつ高品質な、フリーダウンロード音源でプレイするのはどうでしょうか?


ここでは、合法でダウンロードできるクラブ対応音源をテーマに、紹介していきます。
Thinner
ネットレーベル黎明期から活動を続ける大御所サイト「Thinner」。
内容は4つ打ちテクノをメインとした音楽。
流行の音楽をきちんと見据えてリリースしている感もあり、
変わらない頑固さも感じさせる稀有な存在。

どの音源をセレクトしてもいいと思いますが、
100番目のリリース以降は、FLACという可逆圧縮音声ファイルでもリリースしています。
MP3ファイルより容量は大きいですが、音質はCDと理論上全く同じで、
しかもNative Instruments Traktorで直接再生できます。
もちろん、ソフトが対応していればCDにも焼けますし、
MP3の音質に不満のあるDJはこれを利用してはどうでしょう?
ここ最近のリリースでは、有料の音源も一部あります。


Textone
これは、すでにクローズしてしまったネットレーベルですが、
音源自体は、Internet Archiveで入手可能です。
ここはメジャーフィールドで活躍するダブ・ミニマル系アーティストの
音源が公開されていたことで有名です。
Ricardo VillalobosとJay Hazeのコラボレーションや、Troy Pierce、
Fenin、Hakan Lidbo、Mikael Stavostrandなど、
その筋では名の知られたアーティストの音源が、まだ入手可能です。
MP3 192kbpsで公開されています。


日本に上記のようなネットレーベルがないかというと、実はあります。
代表的な、Thinnerのような存在感を感じさせるサイトに
bump footというレーベルがあります。

こちらは、テクノやハウスを基調にしたbumpサイド、
アンビエントやIDM等、bumpサイドに含まれないものをリリースするfootサイドに分かれており、
それぞれのハイクオリティの音源がリリースされています。


SoundCloud
ここはネットレーベルではありませんが、音声を介したSNSという趣のサイトです。
アーティスト自身がアップロードした音源を試聴できます。
いくつかの音声はダウンロードも可能で、時にaiffやwavで公開されていることもあります。
お気に入りのアーティストをフォローし、最新情報やレアな音源を入手することもできます。
また、Typeというアンビエントのレーベルがこのサイトで、
リリース音源をほぼすべて公開(ストリーミングのみ)したりしており、将来性も感じさせます。


以上のようなサイトは特に、クラブプレイが可能な、もしくはそれを目的としたトラックを多く持っています。
音源にお金を多くつぎ込む前に、このようなレーベル・サイトにも行ってみて、
ディグってみてください。

必ず、何かしらピンとくる音に出会えると思います。