というわけで、今年も行ってまいりました。スカジャン2011!!
今年は当日朝に土砂降りの雨で「うわー雨のロックフェス初めてだなー」なんて
不安がかなり大きかったんですが、
実際ライブ中に雨が降ってくることはなく、曇り模様の中、夕方には雲の切れ間から日が差すこともあり、
強い日が差すこともなく、足場が若干ぬかるんでいた点を除けば、かなりすごしやすいフェスでした。
でも、氷系のものは売れなかったでしょうな…。

去年とは違い、MCがまた地元FMの人に変わり、地元色打ち出すフェスになった印象。
いや、ローカルであることが、また重要視されだしたフェスになったと、帰った後思いました。

そんで今年は、五島市ローカルを代表するアーティストであるベベンコビッチさんと、
画家のエヴァさん(実は同級生)と、
妹の友達さんと
余ったチケットもらってくれた方も巻き込みながら観てました。


オープニングアクトはFUNKIST
フルートなしなのがちょっと残念でしたが、昨年同様熱い語りを披露してくれました。
去年に引き続きラテングルーブに、そして今年はラウドなギターが冴えていた気がします。 


続いて毛皮のマリーズ
自分は一番楽しみにしていましたが、とにかくレコーディング作品で聴かれた繊細な面を吹っ飛ばすほどの激しいパフォーマンスでした。レコーディングとライブは全く違うテンションだったのが意外でしたが、「ビューティフル」「HEART OF GOLD」など楽しみにしていた曲が聴けましたので満足。
自分的には、「私の人生複雑骨折ドラマ型統合失調症」というフレーズをあの声で聴けたことは非常に重要だったと思います。


ONE OK ROCKは海外ラウド系を意識した音と、たち振る舞いのバンド。
新しさも熱さもあまり伝わらなかったので、サラッと見てました。
彼らなりのメッセージなどもあったと思うんですが、最近の日本のバンドの中では、
かなりクールな部類だと思います。 
フェスの中ではこういったバンドだと新しさがないとなかなか楽しめなかったです。 
森伸一の息子?へーって感じで。


2008年以来のTHE イナズマ戦隊のライブ。
相変わらず兄貴的な気合いで引っ張っていきました。 
サービス精神を発揮して演奏した「長崎は今日も雨だった」(雨止んでたけど)
に続いての「応援歌」は本当、ライブで毎回聴くんですけど、
毎回良いなぁと思いました。


続いて、久し振りに観るGRAPEVINE。
スペースシャワーで流れてた「真昼の子供たち」の後、「スロウ」「光について」「風待ち」など懐かしい曲を連発してくれたのはすごく嬉しかったです。
「君を待つ間」なんかやってたらたぶん泣いたと思いますが、さすがにそこまでは遡らなかったですw


今年の自分的ベストアクトはサンボマスターでした。
語りが熱い。とにかく熱い。感動的なまでに。
演奏バランスが無茶苦茶で、叫びが演奏を覆い尽くし、大事なうたを解体するまでに語り尽くしても全然ありなまでの熱さ。
後ろから見てましたが、会場全体の心をつかんでいるのが分かるくらいの反応をオーディエンスも見せていました。
福島の歌が特にグッと来て、泣けてしょうがなかった。
「これは猪苗代湖ズの曲だけど、俺らの曲であり、みんなの曲でもある」というようなことを言っていたし、
ビデオも感動的だったので貼ります。


 
数年ぶりに聴いた「青春狂騒曲」も良かったです。


ここで恒例の公開サウンドチェックとともに、THE BAWDIES登場。
クールにグルーヴィーだった。安定感あるなと。
ただ去年に比べたらシャウトが少なかったような気がしましたが、
あれノドとかに負担かけるんだろうなーなんて思いながら聴いていました。
今年もフェス出まくりですからねー。 


10FEETの前の転換中で、一休みのつもりが寝てしまい、痛恨の数曲寝過ごし。
しかしRiverの最初で起きたわけですが、そこでkj登場して完全に目が覚めました。
このバンドに関しては何回も観ているので、ちょっとなかなか新鮮な感想がいえそうにないですね。
しかし観た限りでは、いつもどおりサービス精神旺盛なうえ、熱いパフォーマンスでした。 


去年のREDEMPTION 97に続いて、スカパンクのビッグネームの次の一手を示す。
伊藤ふみおのソロバンドでの出演。
メンバー全員スーツ姿で大人の装い。
演奏もやはりオーセンティックなスカ、レゲエを中心に演奏を始めました。
ゆるいグルーヴで観客を楽しませるのかと思いきや、 
突如、ディストーションギターが鳴り響き、往年のスカパンクなナンバーでパンクロックキッズを呼び込み、
それらをさらにゆるいグルーブに巻き込むという、もはや余裕のパフォーマンス。
面白いぐらいにひっかかるオーディエンス。
踊り狂う自分。


そしてDragon Ashの登場です。
日本語ヒップホップの居場所をヒットチャートに位置づけた人物という印象で、
そういう意味ではシーンの功労者。
近作の「MIXTURE」では、その頃の勢いすら感じさせるまでに成長していると期待していました。

パーカッションやDJなどのサウンド面での充実も素晴らしかったですが、
とにかくダンサーの存在感がすごすぎました。
特に右側の年いってる方の人は観客を煽りまくり、こぶしを挙げまくり、
「Fantasista」の時はアディダスを着て登場し、
さらには歌詞の内容を体を使って表現するなど、 
演奏に集中するメンバーをよそに動きまくっていました。

惜しむらくはマイクトラブルでしたが、「Ambitious」、等の、
高速ブレイクビーツをラテンパーカッションとして使う曲のグルーブはとにかくすさまじく、踊りまくりました。
最後のViva La Revolutionが自分的にフェスのフィナーレ。


the HIATUSは、同行してた人が誰も知らなかったので、トリなのにスルーして帰りました。
自分もスペースシャワーで何曲か聴いた程度なので大した思い入れもないということで、
自分の今年のスカイジャンボリーはここで終了となりました。 


全体を通しての印象ですが、なんか写真撮影禁止に関しては度重なるアナウンスがありましたが、
あれなんだったんでしょうね。自分も気になって会場の写真とか今回はあまりないです。

そして今年は特に、先の大震災に関して言及するバンドが多くありました。
サンボマスターを筆頭に、BAWDIESなどもそうだと思いますが、
それに関して言ったこと、やった曲に真剣味があるバンドが全て持っていった印象があります。

オーディエンス、というか自分たちみんなかもしれませんが、
大震災に関しては混乱した気持ちを抱いている人が少なくないと思います。
そういった人々に真摯な姿勢を示すことのできる表現者こそ、
自分は信頼に足るアーティストだという気がするのです。 

今日本でそういったことができるアーティストが、長崎にもやってきたという、
そういうロックフェスだったという気がしています。