最近、午前中はウォーキングやランニングなどして過ごしています。

やはり音楽を聴きながら歩いたり走ったりしたいなということで、
最近買ったスマートフォンで音楽を聴きながらやっています。

自分がよく使っているのは、SoundCloudというサイトのアプリで、
アーティストがプロモ用に使っている音源等をストリーミング再生できます。
アカウントを作って、PCから曲をフェイバリットに登録しておくと、
そのプレイリストをスマホから聴けるというので非常に重宝してます。

また、海外のインディーズ系ラジオを聴くために、TuneIn Radioをというアプリを使っています。
主にRinse.FMや、インディーズレーベルのポッドキャストを聴くのに使っています。

この両アプリは相当素晴らしく、ウォーキングやランニング中の気分を盛り上げてくれます。


ただ、ラジオが聴けるアプリというのは、それこそもうたくさんあるんですが、
日本のラジオが聴けるアプリというのが、ほとんどないんです。

radiko.jpという、ネットやスマホでラジオが聴けるサービスが始まっていますが、
地域によって聴けない部分が大きく、
九州では鹿児島(MBCのみ)と、福岡が聴取可能な地域になっています。
また、被災地域のラジオ局はどこでも聴けるようになっています。
この辺の取り組みは、NHKはかなり頑張っていて、
ラジオ第一、第二、NHK-FMはともにネット上で同時放送され、スマホでも専用アプリがあります。

さて、被災していない地域の私達は、いつになったら、地元ラジオをスマホで聴けるようになるのでしょう?
こういった、「日本人だけが日本のラジオ局を聴けない」という状況には、私は大きな不満を感じています。

こんな日本の片田舎に住んでいても、私はRinse.FMというイギリスのアンダーグラウンドラジオが聴けます。
たぶん世界中どこに行っても、ネットさえあれば聴けると思います。
でも例えば、長崎のラジオでやってる「奥様と村山のドラマチックな昼下がり」は、海外じゃ聴けないわけです。
「別に日本のローカル番組なんて海外で聴く必要ないじゃん」というのは、それはそうですが。

でもですね、日本国内のコンテンツでも、海外に出しても良いようなものってたくさんあるんですよね。
それも、この状況を改善しなければ海外で支持を獲得する機会を失ってしまいます。


自分にとって、「文化的な豊かさ」とは、一言で言えば「多様性」です。
世界中でローカルな音楽というのは日々作り出されていて、それぞれ面白いところがあります。
それを、どこにいても味わえるというのは、音楽の図書館、アーカイヴと言ってもいいでしょうが、
それがどこでも誰にでも利用できるということです。
ローカルな音楽を味わいたければ、Jamendoなどで適当に検索すればすぐ分かります。
(ちなみにJamendoもスマホアプリ利用したらもっと楽しめます)

日本の、業界の都合に縛られたヒットチャートだけが文化ではないのです。
発信する人の数だけ文化はある。
日本の片田舎のローカル放送が、海外で聴かれることもある。
それこそ、自分がRinse.FMに耳を傾けるように。

そういった意味で、本日報道された、スイスの「非正規ダウンロードでも合法」という記事は、
自分に希望を与えてくれるものでした。
自分の周囲に、いろんな形で音楽が溢れるという事態が、
文化的豊かさでなく何なのかと思うわけです。

しかし、日本の音楽業界は、真逆に舵を取ろうとしています。
著作物一時保存’も複製と見なす…営利目的がなくとも処罰対象に

相変わらず、ソニーの曲はiTunesで買えない。
PerfumeはiTunesストアには並ばないのです。

私達の文化が、業界の都合や、過剰な著作権保護から開放されるのは、いつになるのでしょうか。